ますだと麻雀 その3

お誕生日は何したい?

 

と毎年母に聞かれ、麻雀!と答えていた。

というのは4人揃って半荘をやってもらえることが滅多になかったからである。

 

あれは9歳くらいの誕生日だっただろうか。AさんとYさんに麻雀をやってもらった時。

東場の自分の最後のツモ番。

最後のツモで南を切ればテンパイを取れる状況である。

 

しかし15巡目にAさんからリーチが入ってる。Aさんはこれは高いからよく河を見てね、とアドバイスをくれていた。

 

河を見ると字牌がほとんど並んでなかった。明らかに国士やってる感じである。

当時の私は国士の河とか分からず、南を切った。

 

 

ロン、国士〜!

開かれる手、号泣する私。

 

この日初めて麻雀の辛さを感じたのであった。

 

 

 

ますだと麻雀 その2

おはよう世界

 

私は大体朝通勤しながら文章を書くので、文章量は通勤時間に依存します。

 

 

 

さて、前回おじいちゃんから初心者向けの麻雀本をもらった私たち。

 

なんと双子は全く読まなかった。

正しくはちょっとは眺めたものの難しすぎたのか退屈だったのか途中で投げてしまったのである。

 

その本は麻雀役の説明をとても丁寧にしており、見開きで1つずつ説明が書いてあるのだがそのあまりの量に引いてしまったのである。

 

 

とはいえ当時小学校低学年だった私たち、とにかく暇との戦いだった。

家にある娯楽は遊び尽くした。ある時は何故か家に置いてあった大花火の実機。目押しも出来ないし勝利条件が不明過ぎて15分で頓挫。ある時はおたまじゃくしや鈴虫といった子供心を何故か揺さぶる生物を飼うもののだんだん気持ち悪く思い頓挫。

 

そしてやっぱり辿り着くは箱根の思い出と共に地下室にある全自動麻雀卓。

 

ちなみにこの麻雀卓、なかなか個性的で、山がエスカレーターのように斜めに押されて出てくるすごいやつで品番は忘れた。我が家ではトータル5年以上は稼動してたのではないかと思う。

 

さて、麻雀もとい七対子坊主めくりがやりたい双子。ある日好奇心に負けてとうとう2人で勝手に麻雀卓を動かしてしまう。

 

そう、片手には例の本を携えて。

双子は常に短絡的なので事前に勉強とかはせずすぐ実践。

 

本を解読しながらサイコロをふり、山を切り分け見様見真似で2人麻雀。

 

役は難し過ぎるということで、2,3,3,3,3セットか七対子を目指し、テンパったらリーチする、あとはドラの数が多いと強い。点棒のやりとりはなし、確かこんな感じのルールで遊んでいた。

 

これは結構双子の中でブームになるか、といったがそんなに甘くない。

そう、夜は大人の麻雀タイムが来てしまうからだ。

大体夜麻雀しにくる大人が来るとおじいちゃんは[みかんかけてるんじゃねぇぞ]と謎過ぎる言葉を発し双子を部屋から出したのだ。

 

とはいえ麻雀の面子はバラバラと集まる日もあったので、そういった日は早く着いてしまった人たちに麻雀役を少しずつ教えてもらったり、1局お付き合い頂いたりして、徐々に麻雀役を覚えていったのである。

 

この時まだ点棒はリーチするためのモノという認識しかない。

 

 

 

 

ますだと麻雀 その1

おはよう世界。

 

最近文字を書くことに億劫になっているので私と麻雀について何回か分けて書き連ねていく。

 

 

私が麻雀と出会ったのは箱根のペンションである。

ペンションというのはマンションっぽい宿泊宿で、そのペンションは温泉が付いている所だった。

箱根だから当たり前か。

 

あれは小学校2年生の冬だったか、温泉しかないペンションで暇になりすぎた双子は何かないかペンションの部屋の中を捜索した。

 

そこで見つけたのが麻雀牌セットである。

そして一緒に来てたおばあちゃんが、麻雀やってみるかい?と。

 

暇すぎた双子は即答した。

 

 

ただ、実はおばあちゃんは麻雀自体あまり知らなかったようで、山を適当に積み適当な場所から取り始め、役は七対子のみ、テンパったら必ずリーチをしないといけない、点棒のやり取りはなし。という極めてローカル過ぎる麻雀だった。

 

それでも双子は夢中になった。

誰が一番早く七対子ができるか、という坊主めくり的な遊びであっても。

 

 

そしてその出来事があってしばらくして、増田家は引っ越しした。

おじいちゃんと一緒に住むらしい。

その家は地下室があった。

おじいちゃんは地下の部屋が自室だったのだが、双子はそこに行くのは禁止されていた。

 

いつだったか何故だか忘れたがある日地下室へ行くことを許されたのだが、行ってみて驚いた。

なんとその地下室は自動麻雀卓が真ん中に置いてあるのだ。

そして毎晩近くの若者が我が家に来ては夜中麻雀をしていたらしい。

 

どうやらおじいちゃんはゴルフと麻雀が好きすぎたものの、東京へ引っ越してきてゴルフが出来なくなると人生の全ての情熱が麻雀へ降り注いだらしい。

 

しかしおじいちゃんは私たちに決して麻雀牌を触らせなかった。

理由は子供がやるもんじゃねぇということらしい。

 

しかしおじいちゃんは暇なのだ。

ある日双子が麻雀を覚えれば日中サンマができるのでは、と思ったのか、麻雀を教えてくれた。

いや、正しくは初心者麻雀本を誕生日に買ってくれたのである。

 

 

つづく

いや、つづかないかも。

 

納豆オムレツ

小学生の頃は本の虫だった。

特に低学年〜中学年ではかいけつゾロリシリーズが好きだったから【こまったさん】シリーズもなかなか面白かった。

 

こまったさんシリーズはこまったさんが毎回こまったこまったと困りながら料理を作るお話なのだが、それらのシリーズで一番強烈だったのが、そう、納豆オムレツである。

 

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こまったさんのオムレツ-おはなしりょうりきょうしつ-4-寺村輝夫

 

この本で出てくる。

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これ。

読んだ当時は本当に美味しいのかよ!?って疑問しかなく、流石にやりすぎこまったさん、と、おもったものだが、先日とある飲み屋で出会ったのだ。

なっとうオムレツ。

 

 

某プロは3回注文したなっとうオムレツ。

 

 

たしかに美味しいのだ!!!

 

 

 

ということで、自分でも作ってみた。

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なかなか美味。

ポイントは納豆をよく混ぜておくことと、卵が半熟の時に納豆を投入することだ!

 

先入観無しに是非試して頂きたい。

 

 

ちなみに納豆といえば、中学の時の担任が納豆トーストにハマってると聞いてドン引きした記憶がある。

こちらも案外美味しいのかも、、、

 

自作PCとの戦い

f:id:msd84l:20191115183227j:image何故、パソコンはここぞというときに壊れるのか。

 

 

卒業論文提出前やデータ入稿前など、なんでこんなときにいいいい!?ってときに壊れるのがPCやプリンタである。

 

そして私にもそんな時間が今週起きてしまった。

 

毎年実家の猫カフェのカレンダーを作っている私。今年も半日仕事を休んで作成していた。あとは細かいチェックを待って、入稿用データに変えていくだけだし、明日にするか!そう思ったのがそもそもの間違いだったが夜中の2時である。眠気に負けた。

 

翌日異変は起きた。パソコンが起動しない。

私のパソコンは、大学1年の時にお年玉を使って秋葉原に行きパーツを買って組み立てた自作組み立て品である。

 

ここでかの有名な自作PCのコピペを。

 

CPU・・・パソコンの頭脳に当たる部分、ここは重要

メモリ・・・当たり外れの大きな部分、ここは値段で妥協するな

マザボ・・・PCの基礎となる部分、ここは質にもこだわるべき

HDD・・・何より大事なデータが保存される部分、ここは重要

グラボ・・・ゲームや動画再生能力はここで決まる、ここは大事

電源・・・ここがダメになると他のパーツもダメになる、ここは妥協出来ない

ケース・・・一番長く使う。ここから決めるぐらいの大事なパーツ

キーボード、マウス・・・直接触れる部分、ここに金をかけると幸せになれる

モニタ・・・これがダメだとどんなPC組んでもダメ。いいものを買え

 

合計で8万円で組んだ。

 

当時を思い返すと起動時には問題なかったがスリープモードになると電源が落ちてしまうことがあった。当初は安い電源を使っていたから電源のせいだと思っていたが、年々悪化。

週1回は電源の立ち上がりが安定しなかった。

 

だが私は気にしなかった。

ご機嫌が斜めなのかな程度しか思っていなかったのだ。

 

月日は流れ2年後、やはり電源が不安定なのが気になるので電源を変更。

しかし相変わらず事象は直らなかった。

 

そこで諦めたのが行けなかった。時を超えて今週頭、ついに起動しなくなったのである。

正確には電源は一瞬つくが、すぐ切れてしまうのである。

 

そして冒頭である。

入稿しないといけない私。

カレンダーは12/1から売らないといけない。

時間がない。

 

とりあえずホコリが原因かもしれないから掃除だ!!掃除に2時間。。

が、しかし起動せず、、!

 

SSD とHDDは生きてるはずだから最悪他のパソコンを使えばと思うが、Illustratorが入ってるパソコンなんてなかなかない。。

 

あーーもうどうすればええんや!!

 

スマホを使ってすかさず調べた。

調べた結果、壊れてる可能性があるのがマザボか電源。

電源は一度変えても事象に変更がなかったからおそらくマザーボード

 

マザーボードを交換してみるか!ダメ元で!!とGo to 秋葉原

 

7年前の領収書を店員に見せつける私。

そして一言。マザボ欲しいです!

 

🤔この世代はもうこれしか売ってないですねー。

🤭それで良いです。チーン1万円。

 

おいおい当時2万したぞ。

なかなか安くなってるではないか!

 

帰宅し、組み直す。

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が、ダメ!!

 

しかし変化が見られた。

安定して電源がついたのだ。

 

しかし画面には何も出ない。

普通、画面にまずマザボの起動画面、そしてWinが立ち上がる。

 

マザボの起動画面すら出てこないということは、映像出力に問題が?

 

と思い近くに住む昔からの恩師にグラボを借りてくる。

これでついたらcpuの買い直しかー。とドキドキ。

 

が、つかない!!!

 

これでお手上げだった。

もう私のできることは全てやった。

大人しくプロのところは持っていくことに。

 

そう、またしても秋葉である。

マザボ、cpu、メモリの最小構成で持っていく。

 

そして診断にだした。

 

開始3秒、あ、メモリちゃんと入ってないですね。

あ、つきましたね。

大丈夫ですね。

 

 

え、、、あっさり、、、

え、、メモリの差しが甘かっただけ??

 

 

初歩的なミス!!!

しかぁし!追加費用が無く済んだ。

だけどここで鬼門。

問題なく立ち上がったとしても、マザボを変えてしまったので、OSが認識してくれるかわからない。

OS再インストールだったら時間かかりすぎちゃうからここは念には念を入れて、、、HDDのUSB変換できるやつ買っとこ、、、。

 

ということで帰宅。

恐る恐る電源をぽちっと。

 

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完璧である。

強いて言うならChromeの立ち上がりがゴミ。調べたらインターネット設定を変えれば良さそう。

案の定直った。

 

 

ということで完全勝利でした。

今日入稿作業をします。

 

 

どきどき

明日のμカップ楽しみできっと今夜は眠れないなぁ。

 

麻雀できることが

プロ団体に所属して継続することが

 

当たり前じゃないし

難易度高いことを痛感する日々。

 

 

麻雀プロは現実問題、金銭面で苦労してる人が多い。

 

麻雀以外を職業にしてると、時間の捻出に苦労する。

 

モチベーションの維持も大変。

結果が出てない時ほど、どう乗り越えていくかが大切だなぁ。

 

そんな私はすでに3回は本気でやめたくなった。

でも

1回目は津田ししょーに

2回目は山田田pに

3回目は藤中さんに

助けてもらって、今もこうして大した実績もないけれど、細々と続けてる。

 

 

きっと明日も大体負けるでしょう。

でも、競技大会に出られる喜びを噛み締めて今できる精一杯で、頑張ってこよう〜。

 

その前に家の片付けをしないと!!


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