ますだと麻雀 その13
おはようございます、RMUの増田です。よろしくお願いします。
こんな感じで挨拶をするのがデフォルトの私。
大体相手の反応は3つに分かれる。
①(誰やねん) よろしくお願いします。
6割方これ。
まぁ初対面で認知されてるケースはほぼ無いです。
②あ、運営の人の、、、
3割ほどはこれ。
この記事は何故こうなったか、についてです。
③色々ヤバい人の、、
省略します
特例 あ、フィットボクサーの ←NEW!
とても稀です。
さて、華々しい?リーグ戦デビューした増田はとある日、採譜の勉強に来た。
どうやら漏れなく新人は全員やらねばならないらしい。
当時はスプリントの決勝は必ず採譜していたし、何よりAリーグ(当時はRMUリーグ)は放送対局ではなく、採譜して整理牌譜までやってたので常に採譜は足りてなかったのである。
麻雀について無知なのでいくら若い女の子とはいえ団体にとって今のところマイナス、言い換えれば『団体に居させて頂いてる』身分なので、せめて誰でもできるところは率先してやらねばと思っていた。
そして先輩からは上手い人の採譜をすると麻雀強くなるよ!の一言もあり、採譜を覚えた途端、出来る限りの採譜に手を上げた。
そう、サイファー増田である。
そして同時に下積み生活のスタートである。
採譜はコツさえ掴めば麻雀の技術力はあんまり関係ない。
と思っていたのだが、実際は一向聴マーク、一向聴戻しなど、手配構成を完全に理解していないと見落とすことがある。
実際あとで見直すと結構マークが抜けていたのだが、大体その時は周囲にいた先輩に助けて頂きながら復元した。
また、必ず裏ドラも書かないといけないのだが、増田は裏ドラを見るのが苦手で大体見落とした。
他にも点数移動の記入や3巡で決着がついてしまった時の最終形など、実は他の人よりできない具合の増田だが、常に採譜者は枯渇していたので、回数だけはどんどん増えた。
当時のAリーグは藤中さんが休場されたいたこともあり、多井さん、阿部さん、河野さん、谷井さんの4人。
常に4人打ち。しかもまた今よりも全然ピリピリしていて、私は会場に入るだけで胃が痛くなっていた。
そもそも長時間座っているのが苦手だし、眠くなるし、抜け番ないから休めないし。
麻雀強くなるよ、って言われたけど採譜やるので精一杯で、手順しか見てなかったし、なんなら手順も右から左へ抜け落ちる。
次第に麻雀強くなるためよりも、いかにちゃんと抜け漏れなく採譜をやり切るか、に舵をきった。
そこまでした採譜した紙である。
その後どうなるのか?
整理牌譜という工程となる。
これはすべての牌譜を持ち帰りパソコンで入力、1局ごとに印刷をし、マークを手書きする。
まじでめんどくさい作業である。
麻雀の技術力がある人はこの作業を楽しいということもあるらしいが、私は未だかつてその感情を抱いたことがない。
ただただめんどくさいし、何故か5枚目の牌がでてきてエラーが出るし、ツモ切りの記入が漏れてて1巡謎だし?
とにかく大変だった。
でもこの作業は家でできた。
時間なら有り余る大学生である。
この辛い作業に先輩の時間を費やすのは良くない!
そう思って全体の半分くらいの整理牌譜を引き受けていた。
麻雀の技術力は上がったのかどうかはわからなかったけど、当時の私は多井さんならこれ切りそう、谷井さんならこれはリーチしそう、阿部さんならこれは降りちゃいそう、河野さんはここからダイナミック和了しそう、など根拠不明の予想は立てられるようになった。
あくまでなんとなく、ってレベルだけど。
そして気付くのである。
今私がRMUを辞めたら、採譜者が足りなくて困っちゃうのでは?(そんなことはない)
こんなポンコツの私に優しく指導してくれる先輩方である。
せめて大学生が終わるまでは続けてみよう、そう思ったのだ。