黄河のんプロと増田の話

日本プロ麻雀協会8期前期
第12期新人王(協会)

いつも心にユーモアを。でお馴染みの、黄河のん(おうかわのん)プロ。


先日、Twitterで素敵な感じで紹介頂いた。

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化粧力1は否めない笑


今でこそお互いをのんちゃん、ますだ、と呼び合えて仲良しな感じではあるが最初の出会いは実に9年前である。

マチュア時代、私は協会のワンデー大会、チャンピオンロードやフェニックスオープンにかなりの頻度で参加していた。

当時今よりもさらに人見知りの私にとって協会の女流プロの方々はキラキラ光っていて、華やかだった。
そんな感じだったので私はマージャンプロになるのは(華やかさ的な意味で)難しいだろうなぁと思っていた。

しかしとある日、受付をするとパリッとパンツスーツでパキパキと運営を行っている黄河のんプロにエンカウントする。
ボーイッシュな出で立ちで怖いのかな、と一瞬思ったが、受付時に「頑張ってくださーい。」と笑顔で見送ってくれたのは今でも覚えている。

その一瞬でファンになったのだ。
こういう女流プロもいるんだ、仕事できる感じ、カッコいい!
もしプロになるとしたら黄河プロのようになりたいな。

そんな思いを持った。
そしてまもなく私はclub npm(協会のファンクラブ)に入会した。
入会するとチャンピオンロードの参加費に割引がつくからという現金な理由で入会したのだが、入会特典として好きなプロのサインをもらえるとのことだった。
私は面食い+その日後ろ見した時の鮮やかな仕掛けに惚れこんで矢島亨プロのサインをゲットした。
黄河プロじゃないんかい、っていう突っ込みはなしね!)


結局その後RMUに入ったが、しばらくは黄河プロと接点はなく、私からみると憧れの先輩プロだった。


転機があったのは仲川さんの「から騒ぎ」での共演だった。
から騒ぎではっちゃけていた私に黄河プロは「ますだって面白いんだね、すごいね!」無限にほめてくれた。

黄河プロってかっこいいだけじゃなくてめちゃめちゃ優しいんだな、と思った。

それから1回、2人で飲みにいって当時抱えていた悩みを赤裸々に黄河プロに相談をした。
運営に全振りし過ぎて本来のマージャンプロとしてやるべきこと、技術、自分が足りてないのではないか、などなど。

黄河プロは、いろんなプロの形があっても良いと思うよ、ますだは若いのによくやってるよ、とやっぱり優しく声をかけてくれたのだ。

 

そんな黄河プロを馴れ馴れしい(失礼な)私はのんちゃんと呼びながら次第に個人的なやりとりをするようになる。

 

のんちゃんはとてもポジティブで私がそれまで会った事のないタイプの人だった。

そんなポジティブでエネルギッシュな人に褒めてもらえたことは私にとってプロのキャリアを続けていくには十分すぎるほどのことだった。

 

その後黄河プロにとって大きな転機や様々な苦難が多々あったようだけど持ち前の強さで全て撃破しまた麻雀プロ業界に戻ってきた。

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https://note.com/oukawanon/n/nc0a0680ddf35

 

のんちゃんは私にたくさん助けられたと言ってくれてるけども、私はのんちゃんの持ち前の明るさと、やっぱりカッコよさ、美学、そして優しさが今ののんちゃんの強さなのではと思う。

 

出会った頃は憧れの先輩で、今は仲良しマンだけどやっぱり優しいのん様と、私は今後もお近づきしたい。

 

ということで、天鳳ガチ勢、日本プロ麻雀協会黄河のんプロとのあれこれでした。