ますだと麻雀 その7

チャンピオンロードという大会があるのをご存知だろうか。

 

日本プロ麻雀協会が通年で行なっているワンダー大会である。当時の競技麻雀では珍しい赤ありオカありルールを採用していた。(ちなみに今もある)

 

そのチャンピオンロードこそが私が競技麻雀大会にハマった所以である。

 

チャンピオンロードには沢山の協会プロが参加される。それこそ横浜とはまた異なる空気感で、なんというか華やかな印象だったのを覚えている。

 

綺麗なお姉さんとスーツを着ている男子プロ。なんというかとても緊張した。

 

初めての参加の時、運良く私は準決勝か準々決勝まで勝ち上がった。

そして2人の女流プロと同卓する。

 

初めて参加し、結構良いところまでいって、目の前に女流プロ(当時の私でも名前を知っていた)がいるのである。

 

おわかりであろうか、とにかくすごく緊張したのである。

 

結果をいうと私はノーテンリーチをしてしまった。かなり打点もある良型の一向聴だったのだが、カンチャンが埋まったテンションの高まりと緊張からリーチしてしまったのである。

ノーテンリーチをして1巡内にそのミスに気付いた。

結構私は真っ青になってしまった。

 

その様子からなんとなく察してくれたのか、プロが鳴いて仕掛けて1000点で流してくれた。

チョンボにはならなかったもののそれからずっと引きずりそこで敗退したのだった。

 

とはいえ1日を通して楽しい経験だった。どの卓でもプロがいて、優しく接してもらったのが大きかった。

 

そして次に参加したチャンピオンロードでnpmに入会した。