Mリーグと残業

私は会社員だ。

なんなら先月からずーーーーっと忙しい。

今日なんて残業だった。

 

そんな今日、Mリーグは2年目の節目としてまた1歩足を進めた。

 

ドラフトの結果を受けて団体所属者としてまず思ったことは、色んなリスクがある中で2年目に踏み切って頂けたこと、そして新たに1つチームができたこと、これは本当にありがたいことで、素晴らしいこと、の一言に尽きる。

 

私は正直Mリーグがあろうとなかろうと影響はない。

 

断言する、全く影響はない。

 

だけどこの事実は私は麻雀プロとしての素養がない、資格がないと言ってるようなものなのである。

 

本来他の競技のプロというものは、その道1本であるし、実際に多くの麻雀プロも例外ではない。

 

麻雀プロに対して色んなイメージがあるとは思うが、私がこの業界に入って8年間見て思ったことは、麻雀に対する努力を隠す傾向が強い。

というか当たり前のように麻雀にかなりの時間、情熱、生活を費やしてる。

 

これは凄いことだし、今の私には真似が出来ない。

 

脱線してしまったが、Mリーグは間違いなく麻雀界にとって大きな躍進のキッカケになると今でも信じてる。

 

そのキッカケについていけてない私がいるだけで。

 

Mリーガーに選ばれるためにどんな努力が必要か。

 

それは最早コツコツ麻雀の勉強だけをしていれば良いということではなさそうだ。

 

Mリーガーの多くが連盟から輩出されている。

この事実を真摯に受け止めないといけない。

 

そう、麻雀業界にいる端くれだとしても。

 

 

 

 

 

引っ越しの話~洗濯機編~

公式ブログには書いたけど引っ越しをした。

 

引っ越しってこんなに大変なんだっけ?って思うくらい消耗している。

忙しいのに引っ越しの手伝いをしてくれたきわむん、つるみんには圧倒的感謝しかない。

 

引っ越しに伴い、家財をボーナスで購入した。

一番買いたかったのは洗濯機。

 

そう、洗濯機である。

今まで使ってきた洗濯機は知人から譲りうけ、おそらく15年以上使っている。

脱水するときは部屋が揺れたし、選択する度に洗濯機ごと移動してるすごい奴だった。

乾燥を終えて止まるときには雷並みの音の大きさで、わかっているとは言え、毎回びっくりしていた。

(その音のデカさのおかげで、洗濯しててもうたた寝ができたのだけど)

 

話は戻るが、新しい洗濯機である。

もうそれは考えた。

洗濯機といえど、ピンキリなのである。

 

新品でも安いものは2万円台から、最新の最上級だと30万にもなる。

恐るべし、洗濯機。

 

ただ、ここで妥協するわけにはいけない。

洗濯機について調べまくった。

ママンにも相談した。

その結果、ドラム式の温水洗浄ができるPanasonicちゃんを選ぶことに。

お値段なんと28万円!!!!

 

正直迷ったけどボーナス回払いで手を打った。

そして、その洗濯機が来る日、そう、私はティアラリーグの1節目だったのである。

 

洗濯機はいち早く受け取りたかった。

そのためマイスーパーファミリーフウナちゃんにお留守番を頼んだ。

 

そしてその時はきた。

ティアラリーグ第1節2回戦終了後。LINEが来てた

フウナ「ユリネネ、洗濯機はいらなかった」

※フウナちゃんは私をユリネネと呼ぶ。

 

( ゚д゚ ) Oh my god

 

その一瞬、私は麻雀プロではなかった。

もはや洗濯機のことしか頭になかったし、お金どうなるんだろ…って気持ち。

 

ただ、その場でどうにかなる問題でもないので。

ますだ「まじか、ありがとう、あとで電話するね」

 

と返事して、リーグ戦に戻った。

 

 

そして終わった後、購入した電気屋さんに走る私。

そう、船橋である。

(諸般の事情で船橋

 

購入したときにお世話になった方に早速お話する。

するとその方が神対応で洗濯機の交換手続きをしてくれた。

 

結局話によると、私の家の洗濯機用の水道の高さが低く、ドラム式が置けないとのことだったのだ。

 

ということで、温水洗浄がある縦置きでかつ我が家におけるもの、というチョイス。

日立ビートウォッシュ!!!!!

 

この洗濯機は今週の金曜日に来る予定である。

ちゃんと入ることを祈る。

 

 

 

あなたの強みはなんですか

就活で聞かれるメジャーな質問。

今でも社内の面接で聞かれることがある。

 

私は人からコミュ力お化け👻と言われることがあるが、実際コミュニケーションは得意じゃない。

 

人と会う約束をすると、1週間前から憂鬱になるし、2日前にはドタキャンの理由を探す、1時間前にはお腹を下す。

 

会ってしまえばどうってことはないし、なんだかんだで楽しい時間を過ごす。

 

家に帰って疲れが出てすぐ寝てしまう。

1週間に何回も人と会う約束があると本当に疲れ切ってしまってしばらく誰とも会わない期間を作るほど「人と接すること」に耐性がない。

 

それなのにコミュ力があるね、と言われるのはなんでだろうと思うと、多分誰とでも会話ができるからなんだと思う。

 

たしかになんとかその場は乗り切れちゃう自分がいるのだ。

 

おそらくそれができるのは場数が人より多いからなのだと思う。

 

人生振り返ってみると色んな界隈に接してきた。

例えばそれはブロガーの世界だったり、

キャットショーの世界だったり、

ネトゲの世界だったり、

麻雀の世界だったり、

飲屋街の世界だったり。

 

学校や会社以外で色んな人と触れ合う機会がとにかく多かった。

いろんな考え方があったし

時には心無い中傷に無駄に傷ついたり

極めて無駄で膨大な時間を費やしたり。

 

その結果今の私がある。

 

最初の質問に戻ると、

私のつよみは「人より場数が多い」ことなんだろうなぁ。

 

 

ってことを今日真面目な社内の会議でぼけーっと考えてました、ごめんなさい。

私とリーグ戦。

昨日は令昭位戦リーグ第3節があった。

3回戦終了時、すでに当日90以上負けて、累計はあっという間に最下位に。

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ふつうに心折れそうになったし、ちょっとメンタルやばいなーなんてなったのだけれども、不思議と4回戦始まる時、席に着いた瞬間フラットなメンタルになった。

まぁ、焦らずいつも通り打つかー、みたいな。

 

結果から言うと、611のトップで、なんとかまだ残留争いできる位置で留まった。

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自分の中では、あんな状況で良くメンタル持ち直したなぁーって自分を褒めてあげたいわぁ、みたいに振り返って見ると、それなりに私リーグ戦負けてきた経験があった。

ということで、今回は私がRMUに入ってきて戦ってきたリーグ戦について振り返る。

 

◆1期目

時は2012年後期当時大学1年生の私は大会も参加したことのないRMUへ突然の入会。

当時は3つだけのリーグ戦に参加。

ばかんすで、それこそ多井さんが立会人をやってくれるという今では考えられない状況である。

 

不慣れながらにもバカヅキを発揮。

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一発昇級を決めたのだった。

 

◆2期目 2013年度前期 R2

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まー、1節目にマイナス3桁を叩いたのよね。それで恥ずかしながら私号泣して、ばかんすの前の道で家族に電話したのを覚えてる。もうこんなん辞めたい〜って笑

結果降級。

 

◆3期目 2013年度後期 R2

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あれ、降級してないやん?って思うかもだけど、この頃のRMUは人の出入りが激しくて、人数調整の結果降級助かりがあったのですね。

1節目プラスで終わったものの、2節連続大きいマイナス。今思えばR2のメンバーの中では私は圧倒的に下手だった。

だけど、それでも悔しくて負けると家で泣いてた。

 

◆4期目 2014年度前期 R3

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まー、また負けてるんですわ、これが。

通算3期連続でマイナス。

 

◆5期目 2014年度後期 R3

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やっとそこそこ戦えてる感ある成績。ただこれは最終節でマイナスになっちゃったのよね。

 

◆6期目 2015年度前期 R3

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ここでも序盤はポイント持ってたのに、ポイント持つと守り下手なのに守りを意識しすぎて加点ができない状態。

完全にマンネリ化。

 

◆7期目 2015年度後期 R3

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ようやくプラスの世界でリーグ戦を終えることができたマン。

確か最終節は法事があってもともと休節。だからすごくやるせなくてせっかく昇級争いができるのにー!ってモヤモヤしてた。

 

◆2016年前期 休会

そう、ますだは一回休会している。休会した理由はこの年社会人になったこと。どこに配属されるかもわからないし、全国転勤がある会社なので、一旦お休みさせて頂いたのだ。

 

◆8期目 2016年度後期 R3

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復帰後即昇級を決める。しかも全節プラスに。ポイントを持っていても、攻める心を忘れない結果である。

 

◆9期目 2017年度前期 R2

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前回は2節連続降級ラインだったR2でなんとか耐えられたのが本当に嬉しかったこの節。自分でも戦えるレベルになったのかなと浮かれた。

 

◆10期目 2017年度後期 R2

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あっさり降級。やっぱりR2の壁は厚かった。まぁ、この時は実は前向きでまた昇級すればええやんって感じ。R3でも、ちゃんと取り組めば経験値になるんだし、また待ってろよ!R2!みたいな。

ちなみにこの頃からはリーグ戦でいくら負けても泣くことはなくなってた。

 

◆11期目 2018年度前期 R3

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4節目まで、圧倒的降級ライン。RMUも人が増えてきてレベルが上がってきたのかなー、戦えてないのかなー、とか思いながらもやれるだけはやってみよーって臨んだらうまくいったやつ。

この経験はすごく良かった。麻雀最後まで諦めちゃダメなんだ、って。

 

◆12期目 2018年度後期 R3

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昇級マン。最終節はインフルエンザで休節だったけど、前回より早くR2へ戻ることになった。素直に嬉しかった。

 

そして今期13期目。

こうして振り返るとなんとなーく経験値たまってきた感がある気がする!

まだ降級ラインだけど今までの経験を自信に変えて前向きに頑張ろー。

 

 

やったぜ15000PV

開始してから早1年と4ヶ月。

この続かないブログも70回アップして、なんやかんやと15,000PVを達成したぞい。

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実はますだ、中学生の頃に猫ブロガーをやってて、その時は累計で50万pvとかあったような、なかったような。

たぶんまだ果てしなく大きなインターネッツの海に落ちてる。

 

当時は空前のブログブームで、毎日いろんな人がブログを更新しててまぁ追うだけで1時間かけてた。

 

だんだんと仲良しブロガーさんのブログに訪問しないといけないということがプレッシャーになっちゃって辞めちゃったけど、あの時毎日のようにブログを書いて、コメント返してってことが読み書きレスポンス能力を構築したのかなぁとふと思ってみたり。

 

 

あの頃嫌だったはずなのに。

合唱コンクールと運動会はもう一度やりたいと思う。

 

今思えばもう少し素直に学校行事に取り組めれば良かったのだろうけど、斜に構えてたのはもったいなかったなぁ。

 

今、社会人4年目、嫌だなぁと思う仕事が山積み。

でもきっと10年後にはあの頃もっと素直に取り組んでればなぁと思うはずなので、1つ1つ愚直にやっていこうと思う。

とつげき東北さんに凸した話

Hello, world. 


先日とつげき東北さんに凸してみたので備忘を兼ねて書いておきますだ。


◾️経緯
普段コミュ障なのに、お酒飲むとコミュ力お化け👻にクラスチェンジするますだ。酔った勢いでとつげき東北さんとご飯行く約束をしたのだった。。。🥳
ちなみに私ととつげき東北さんの関わりは以下の通り。
私が中学生になったくらいのころ。
母がとつげき東北さんの著書を買ってきて、読んでみたら?と勧めてきた。
その後どこかの母が残ったタイトル戦に応援しに行った時、とつげき東北さんも来ていて、サインをもらった。
以後特に関わりなし!
そんな感じでも会ってくれるとつげき東北さん、結構凄いと思った。。

 

ちなみにこの後の文章も一旦とつげき東北さんに添削をお願いしたら私の理解力が足りてなかったところとか、細かい部分の補足まで添削して書か直してくれてまさに神対応だった🧐🧐

 

ということで、以下とつげき東北さんの世界観含めて読んでみてくださーい。


◾️会った時に話した内容メモ
1.とつげき東北さん自身の話
東北大での学生生活
文芸サークル(本を出版するサークル)に所属して楽しい日々を過ごしてたらしい。サークル内でも持ち前の発言力を活かして活躍してたみたい。

人生で一番達成感を感じたのは?
講談社現代新書から麻雀の本を出しませんか?って言われたとき。
麻雀研究は、大学院の修士論文にしたくてやっていたが、時代背景もあってダメ。
それが、学生時代に夢中に読み漁っていた教養書シリーズから、史上最年少で出版された! 東京大学で講師もした! 全部むくわれた!

 

2.麻雀の話
大学入ってちょっとしたときにハマったみたい。東風荘っていう初めてネット麻雀ができたときデータ取れるじゃん!って思ってプログラムを書き、麻雀を科学的に考えることをスタート。


麻雀プロについて
こばごー(小林剛さん)とは15年くらいの付き合い。理系で、性格も良いし、優しいしMリーガーに選ばれて当然だと思ってた。
女流と言ったら渡辺洋香さんのイメージが強い。
今は麻雀プロの世界に興味がないからよく知らないらしい。しょぼーん。

 

理想とする雀荘
ネット麻雀ができるようになってて、プロがその場で見ながら指導してくれる空間とか。

 

3.てつがく(哲学)
好きな哲学者はニーチェ

例えば、「どうすれば幸せか?」という問いがあったとき、ベンサムという倫理学者が「最大多数の最大幸福が大事!」と言ってて、今でも「功利主義」として大学で習うそうだ。
でもそれは、とつげきさんに言わせれば「中学生が数学的に少し考えれば、おかしいとわかること」だそう。
例えば幸福量がある関数で与えられるとき、積分区間を自由に変化させられる。関数の形状も変化させられる。
老衰まで無理して生きることを考えるとキツイけど、いつでも死ねるって考えれば人生ハッピー。
身近な話だと、金曜の夜は「明日から土日だー」って何回も思い出すだけで、幸福度はかなり高められる。
「多数の範囲はどこか」、「いつまでか(自分の子どもまで? 孫まで?)」、「なぜ単純な足し算でよいのか」、「人によって効用関数の形状が異なるが、どうするか」。とつげきさんから見たら、「何一つ数学的に定義できてない」そうです。

 

頭がいいと思う人は政治経済から計算機科学や機械学習まで、幅広い知識を持っていて、論理的・現実的・実証的に問題設定と解決ができる人。

過去の常識に縛られずに創造的な研究ができる人。日本のテレビを見たり新聞を読む人は頭悪そう。自分で考えるのではなく、用意された答えを信じて「政府の赤字がやばい!」とか本気で言ってそう。
頭がいいとは違うけど、どんな分野でもいいから世界一(日本一)に近い実績があるか、いずれ実績を残すかもしれないと期待できる人が好きとのこと。そうでない人とはマジメな話をしていてもしょうがない。面白くて優しい友達とかはまた別なんだって!

 

◾️総括(感想)
私から見たとつげき東北さんは現代の哲学者。
世の中の常識、あるべき論に対して抽象的に考えるだけでなく、数字的・計算機科学的な実証研究を伴っているところがすごい(麻雀研究もその一部)。
論理的なミスを見つけると、いくら感情を込めてもバッサリと切り離すので冷たく感じることもあったけれども、そこまで徹底しているからこそ、ユニークな本を書けるのだなぁと思った。
話の全てに共感できたわけではないけれど、その考えを形成する要素や関連性については納得させられた。

新刊 場を支配する「悪の論理」技法も読むと、とつげき東北さんの哲学というか考え方に触れることができるのでオススメ。
結構、かなり読みやすい。
読んでいていろんな議論が頭の中で発生するので読んでいて楽しかった。

 

 

◾️著書
科学する麻雀:https://amzn.to/2Qz6B2J

新版 おしえて! 科学する麻雀:https://amzn.to/2FmNJSr

場を支配する「悪の論理」技法:https://amzn.to/2qd7l2R
無料東大講義:https://bit.ly/2R49RnK

◾️Note
https://note.mu/totutohoku