ますだと麻雀その10

さて、今振り返ると当時のRMUは今とは全く異なる様相だった。

 

今でこそ代表がYouTuberになっているが、当時は麻雀の技術力向上が第一で、マニア層向けの団体だったと記憶している。

 

とにかく当時過去一番麻雀ができないアスリート会員が爆誕していたのである。

 

そしてはじめてのリーグ戦である。

強い緊張感の中、受付をする。受付にはウィル、もとい阿部さん。

 

「増田さんはとりあえず先輩から色々挨拶の仕方とか教わってください。」

 

•••

 

先輩、先輩、誰に声をかければ良いんだ。

会場を見渡す。

みんなリーグ戦前だからめちゃめちゃピリピリしてるっぽい。

え、どうしよう、、、もう帰りたい。

 

そんな感じでオロオロしていた時、声をかけてくれたのが当時RMUで1番上のリーグで活躍していたるりかさんだった。

 

当初も、もちろんコミュ力オバケのるりかさん、オロオロしてる挙動不審者の私に、よろしくねー、緊張しちゃうよねーと声をかけてくれた。

 

さらに驚くことに私を連れて会場内を周り一緒に挨拶してくれたのである。

 

◯◯さーん、こちら新しく入会した増田ゆうりちゃんです、、ゆうりちゃんこちらは◯◯さんだよ!優しいんだよー。

 

みたいな感じ。

 

これが本当にありがたかった、、!

そして一通り挨拶が終わった後、るりかさんは私に、会場に入ったら必ず挨拶をしてまわるようにアドバイスしてくれた。

 

私はそれまで部活とかの経験もなく、正直何の意味があるのか当時は分からなかったけど今になってみると挨拶をする、名前を覚えてもらう、ことの重要性をひしひしと感じる。

 

ちなみに、その後もるりかさんにはいろんなことを教えて頂き今があるので感謝しかない。

 

そして、いよいよ私にとって初めてのリーグ戦が始まったのである。