人生色々イスタンブール

高校3年生の後半〜浪人1年生前半の記憶がほとんどないことに気付いた。

 

その期間私は間違いなくメンタルの風邪うつ病パニック障害を発症していた。

 

原因は色々あるのだろうけど、とにかくずっと寝てたし今以上に悲観的だったし、人間性もかなりダメ人間だった。

 

それまで優等生、聞き分けが良い、優しいで通ってきた私の青天の霹靂である。

 

私はそのどん底からなんとか這い上がり、浪人1年生の後半6カ月の勉強で国立大学に無事合格、そして今では社会人としての日々を送っている。

 

どうやってうつ病から立ち上がれたのか。

 

その1 病院に行く

とりあえず病院に行った。

2件行った。

1件目はいわゆる町医者のメンタルクリニック

診断結果は思春期特有の情緒不安定。

処方薬は抗うつ剤の1種。

 

もらってすぐに薬を調べた。

依存度が高く脱薬も難しい強めのやつだった。私は飲まなかった。

診断結果と薬に乖離があると思ったからだ。

 

2件目 近くの大学病院

研修医の先生が初診。

そしてそのあと診断結果は軽いうつ状態と軽いパニック障害

投薬は胃薬。

発作が出た時用の抗不安剤

そして、週1回の長いカウンセリング。

 

このカウンセリングは結構長い間、通った。

先生は段階的に私に指導した。

まずは自分の感情を素直に表現する。

(今ではすぐ怒るキャラの私だけど当時は全く怒ることができなかった。)

 

そしてめっちゃ自分で自分を褒める。

朝起きたから偉い!

家の外でたから偉い!

体操したから偉い!

こんな感じである。

自己肯定感を上げまくった。

 

カウンセリングでは私の不満話をずーっと、ただただ傾聴してくれた。

とてもありがたかったし、先生にはめちゃめちゃ感謝している。

 

その2 社会との接点を作る

ふつうに起きれるようになってからは麻雀大会に行ってみたり派遣社員をしたりした。

もともとパソコンの作業は得意だったので派遣社員先ではとても可愛がってもらえた。

自己肯定感が増した。

 

その3 めっちゃ歩く

派遣先が家から徒歩1時間のところだった。電車でも行けたけど、毎日歩いた。歩いた達成感による自己肯定感と有酸素運動と日光に当たることで自律神経が整えられた。

 

その4 自由になるお金を手に入れる

派遣社員で月20万円くらい稼いでた。

今の会社員生活より稼いでた。

好きなことに我慢せずお金を使えてハッピーになった。

うつ病の患者にお金与えたらうつ病治るってどこかで見たけどあながち間違ってない気がする。

 

その5 上記を手伝ってくれる人がいる

私にとっては双子の姉だった。

めちゃめちゃ感謝してる。

結局1人だと怠さに負けちゃったりあと1歩が重すぎて動けないのよね。

 

 

いま何となく調子悪い、鬱かもって人は

•日光浴
•筋トレ

•散歩

•自分を褒めまくる

試してみてください。

コロナ鬱とか流行ってるみたいなので。

 

 

あ、ちなみに1回うつ病とかメンタル系の病に見舞われると、得られるスキルがある。

それは<ストレスセンサー>

自分のキャパシティに対してどれくらい今やばいか、みたいな奴。

 

病気の時は地獄みたいだったけど、今となっては経験しておいて良かったなぁ。