なんとなく苦手なこと

器用貧乏なので大体のことはそんなに苦労しないでできることが多いんだけど、中にはこれは無理だ、、と途方に暮れることもある。

 

一番初めにぶち当たったのは自分のことをワタシと言うことだ。

 

小学生4年生までは自分のことを

 

ゆうりはね〜、

 

と自分の名前で話していた。

転校した直後に級友から自分のこと名前で呼ぶのはオカシイ!って言われたので、

 

ウチは〜

 

というようになった。

 

そしたら親にめちゃめちゃ叱られた。

ゆうりは〜は怒られたことなかったのに。

 

ちなみにウチと言う文化は増田家にはないかららしい。

 

とにかくワタシと言うのが気恥ずかしかった。

ワタシと言う度に自分が女の子だということを意識しないといけなかったのがつらかったのだろうか?

 

とにかく女の子扱いされるのがムカついたお年頃だったのだ。

 

だけど気が付いたら中学生になったら普通にワタシと言うことができるようになった。

何がきっかけだったのかは知らん。

 

 

次にぶち当たったのは物理だ。

大前提として私は勉強が好きな方だった。

中学の時の平均評定は4.5を常に超えていた。

中高一貫校だったので高校になったからといって急に何か変わるわけでもなかったはずなのに、最初に躓いたのが物理だ。

人生初の赤点を取った。

 

私は号泣した。

なんなら一番勉強したのに赤点だった。

努力だけでどうにもならないものもあるんだなと思った。

ずっと赤点と平均点の間を彷徨った1年間だった。学期末テストで初めて平均点を取れた。

やっと物理を理解した瞬間だった。

 

そして今も進行中でぶち当たってるのはお化粧、メイクだ。

 

私と会ったことのある人は知ってるであろうが、私はほぼほぼ化粧をしない人生を歩んできた。

必要性を感じなかったし、とにかく自分に関係する変化が苦手なので、髪を切りに行くのも、新しい服を着ることさえ苦痛なのに、自分の顔が変化するのを自分でやらないといけないことは私にとって更にハードルが高かった。

 

しかも、ちゃんとよく見える化粧を習得するためには

1.自分の顔面について理解を深めること

2.自分の肌に合う化粧品や見つけること

3.行うべき化粧のテクニック身につけること

などなどが必要だ。

 

そしてこのハードルを乗り越えるためには動機が何よりも重要だ。

 

人それぞれだと思うが、私はこの動機というのも薄く、この年齢になっても前向きに化粧と向き合えずに居た。

 

だけど、最近になって女の子のお友達から積極的に化粧品やメイク方法についてプレゼンやフィードバックをしてくれたのをきっかけににょっと前向きに向き合えそうに思えてきた。

良いお友達に恵まれてハッピーだしありがたい。

 

できるようになるかまだ不透明だけど、温かく見守って頂きたい。